ぼくたちと駐在さんの700日戦争【邦画・2008年】感想・あらすじ 「青春、友情、夏。」
今週のお題「映画の夏」
この夏、僕はパリへ引っ越してしまいます。一番恋しくなるのは日本の夏でしょう。そこで青春、友情、夏が満載の邦画を見ようと決めました。
今回紹介するのはぼくたちと駐在さんの700日戦争です。
トレイラー
あらすじ
ある田舎町に、平凡だが発想はピカイチのママチャリ(市原隼人)、女の子みたいな外見のジェミー(冨浦智嗣)、武闘派でエロ担当の不良リーゼントの西条くん(石田卓也)、開業医の長男で恋愛担当のグレート井上(賀来賢人)たち7人の高校生がいた。彼らは近所の駐在さん(佐々木蔵之介)とイタズラ戦争に明け暮れ、青春を謳歌していた。
シネマトゥデイ (外部リンク)
感想
全体的に軽く見られるような内容でしたが、青春映画としては最高。これ、「僕らの7日間戦争」のようなタイトルですが、時代設定は同じぐらいの70年代。田舎町で7人の高校生と一人の駐在員がいたずら戦争を繰り広げるというストーリーです。
登場人物がそれぞれ個性的で、昔の高校生らしくスケベです。時代を彷彿させる演出も良く出来ていました。(むかしのファッション、レコード、エロ本等々)
悪ガキたちのいたずらも豊富で笑えるような物ばかり。若く純粋だった頃を思い出すような淡い初恋も描かれていて「懐かしい」と始終感じました。しかし笑い、恋だけでなく美しい友情もテーマとなっていました。LINE等といったSNSが無い時代だから起こり得たこの青春物語、最高でした。暑い日にピッタリなので、気になったら是非見てみてください。
「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」
監督:塚本連平
主題歌:ファンキーモンキーベイビーズ「旅立ち」