デッドプール【2016/アメリカ映画】あらすじ・レビュー 『自由すぎるヒーロー、降臨!!』
感想
デッドプールはハリウッドが長年観客に信じ込ませたヒーローの真逆の性質を描いている:粗野で、自己中。
あのドナルド・トランプも顔を赤くするほど下品な言葉を使う、デッドプールはマーベルの中で最も自由でコミカルなヒーローだ。ある意味革命的!
能天気で無責任。口からとびだすのは毒舌ばかり。子どものようなギャグが大好きで、すぐにキレる。美女には弱く、自分のことを「俺ちゃん」と呼ぶ軽さ。そしてハローキティのグッズが大好き。お茶目な一面もある彼は、人類を守る等といった正義感は鼻から無い。あくまでも自分のため、または報酬のために戦うヒーローだ。コメディー、アクション要素ももちろん、心揺らされるラブストーリー満載。
彼女、彼氏、友達、もちろん家族でも気楽に楽しめるこの映画、興味があれば是非見ていただきたい!
85/100点。
トレイラー
ジャンル:コメディー、アクション、ロマンス、アドベンチヤー
ムード:笑い、軽快、ブラックヒューモアー、ロマンチック
テーマ:マーベル、スーパーヒーロー、愛、正義
あらすじ
タクシーに乗って目的地へ急ぐ、全身、赤いコスチュームの男。彼は運転手に、自分の名前を「デッドプール」だと告げる。到着したのはハイウェイの上だった。デッドプールは、そこで宿敵への復讐を果たそうとしていたのだーー。
実はその男、元特殊部隊の隊員から傭兵に転身したウェイド・ウイルソン(ライアン・レイノルズ)。2年前に突然末期ガンを宣告され、悲惨な人体実験の被験者となったために、驚異的な治癒能力を手に入れたのだった。超自然的な能力を引き換えに醜い肉体を手に入れた彼は人体実験を行った男を探す事になる。
『デッドプール』
公開:2016年2月12日
監督:ティム・ミラー
脚本:レット・リース、ポールワーニック
原作:ファビアン・ニシーザ、ロブ・ライフェルド
出演:ライアン・レイノルズ、モリーナ・バッカリン、エド・スクライン、T・J・ミラー、ジーナ・カラーノ