エターナル・サンシャイン【2004/アメリカ映画】あらすじ・レビュー 『恋の痛みを知るすべての人へ』

 Eternal Sunshine of the Spotless Mind
(2004) on IMDb

 

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感想

エターナル・サンシャインは熱っぽい恋の夢のように、鮮明に心に残る映画だ。

ジム・キャリーが主役ということもあり、普段コミカルな彼の意外にもシリアスで真面目な演技を見ることが出来る。最初から最後までハイセンスな作品であり、これこそアーティスティックな娯楽作品なのではないか、といえる仕上がりになっている。毎日見ている映画に飽き、何か変わった面白い映画を観たいと思ったら、是非この映画を見ていただきたい。

70/100点

トレイラー  

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ジャンル:ドラマ、ロマンス、SF

ムード:切ない、ロマンチック、ディープ、不思議

テーマ:失恋、恋、哲学的、大人

 

あらすじ

別れた恋人(ケイト・ウィンスレット)とよりを戻そうと思っていた主人公(J・キャリー)は、ある会社から「彼女はアナタの記憶を消し去りました」という手紙を受け取る。傷心の主人公は、自分も彼女の記憶を消すことを決意し手術を依頼するのだが……。

全編SFというわけではなく、ファンタジーな設定はこれのみ。

映画の本質は「もし失恋の記憶を消せるとしたら、あなたはどうしますか?」という質問にとどまる。主人公は、あまりにつらいその記憶を一時は消そうとするのだが、彼女との幸せだった日々を思い出し、心変わりをする。しかし主人公の体自体は完全な眠りに落ちていて、施術者側にその思いを伝えることができない状況に陥ってしまう。記憶の中の彼女はまだ自分と愛し合っていたころのまま。目の前の愛する彼女の記憶を残すため主人公は翻弄する....。

『エターナルサンシャイン』

公開:2004年3月19日

監督:ミシェル・ゴンドリー

脚本、原案:チャーリー・カウフマン

出演:ジム・キャリーケイト・ウィンスレット

配給:フォーカス・フィーチャーズ、ギャガ